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しなやかにして水低きに流るるがごとく Ruthy Alon "Movement Nature Meant"

Ruthy Alon "Movement Nature Meant"



ルーシー・アーロンはモーシェ・フェルデンクライスから直接教わった第一世代の指導者の一人です。世界各国でフェルデンクライス・メソッドを指導し、多数のプラクティショナーを養成してきました。このビデオではルーシー自身の動きを観ることができます。"Movement Nature Meant"は約30分のプログラムでフェルデンクライス・メソッドの優れたプロモーション・ビデオとなっています。ルーシーはまた"Bones For Life"の創始者としてもよく知られています。またその著書"Mindful Spontaneity"は、フェルデンクライス・メソッドの本質を詳細に論じた名著で、多くの独創的なレッスンが詳しく記述されています。









ATM音声ファイル無料公開「胸郭の解放」シリーズを追加しました

ATM音声ファイル無料公開(最終回)

『胸郭の解放』シリーズ

これは2008年の暮れに朝日カルチャーセンターで行ったレッスンのライブ録音です。内容は呼吸の働きと胸郭の動きを改善することがテーマとなっています。

参加者の半分以上はほぼ全くの初心者だったので、入門的な部分を重視したレッスンとなっていますので、初めての方にも取り組みやすいものになっていると思います。

なお、音声ファイルの無料公開は今回をもって取りあえず終了と致します。やらねばならないことがいろいろ山積してきまして、余裕がなくなってきたことが一番の要因ですが、それとともに、2年余り前から続けている闘病生活のため、適当に身体を休めながら仕事をしている状態で、余り無理はできません。ご了承下さい。

当分は雑誌連載原稿のリライトと手元の膨大な資料類の整理など、フェルデンクライス関係だけでもやるべきことは山積しています。ただ、余り手を広げすぎると虻蜂取らずに終わりますので、ここしばらくは中野教室と市川教室、および京都ワークショップでのレッスンに集中しながら、やるべきことを実行するつもりです。その中で新らしいレッスンCDのリリースも企画しています。

【ATM音声ファイルのダウンロード方法】
まず、次にアクセスして下さい。
http://public.me.com/feldeninfo/ja/
次のパスワードを入力して下さい。
PW:feldeninfo34
そして、必要なファイルを選択してダウンロードボタンを押して下さい。
なお、音声ファイルの再生にはiTunesをご利用下さい。
Windows用、Mac用ともにAppleStoreでダウンロードできます。無料ソフトです。

ご意見・ご感想などをお待ちしています。

「だれでもできる・どこでもできるフェルデンクライス」ATM音声ファイルアップしました

新たにフェルデンクライス・メソッド・ATM音声ファイルをアップロードしました。

だれでもできる・どこでもできるフェルデンクライス

これは2005年10月から11月にかけて東京・新宿朝日カルチャーセンターで3回にわたって行ったレッスンのライブ録音です。1回2時間のコースで3回ですから、延べ6時間ですが、毎回5レッスン行いましたから、レッスン総数は30種類で、各レッスンは平均して20分前後のものです。

ただし、第2回目のファイルはレッスン毎に分割されていますが、初回と3回目のファイルは分割がまだできていません。今後時間の余裕ができたときに分割作業を行うつもりですが、当分はいまのままのファイルをご活用下さい。

【内容一覧】
・acc20051001ab:a.はじめに/b.ボディスキャン
・acc20051001cde:c.骨盤の回転/d.お尻歩き/e.骨盤の可動性
・acc20051029a:膝を抱いて肘と膝を近づける
・acc20051029b:膝を開く・左右へ倒す
・acc20051029c:膝をもって転がって座る
・acc20051029d:骨盤で時計の動き
・acc20051029e:肩帯の解放
・acc20051105ab:a.伏臥で伸筋の解放/b.頸の解放
・acc20051105cde:c.肩の解放/d.首と肩を伸ばす/e.手のレッスン

【現在公開中の音声ファイル】
・ATM体験版  8ファイル
・目のレッスン  6ファイル
・比叡山WS記録 9ファイル
・心をひらく体のレッスン第1集 8ファイル

【ATM音声ファイルのダウンロード方法】
まず、次にアクセスして下さい。
http://public.me.com/feldeninfo/ja/
次のパスワードを入力して下さい。
PW:feldeninfo34
そして、必要なファイルを選択してダウンロードボタンを押して下さい。

ご感想をお待ちしています。

フェルデンクライス研究会{FCJ}
主宰・安井 武


フェルデンクライス・メソッド・第41回京都ワークショップの案内

第41回京都ワークショップ開催にあたり
 
(これは来る10月23.24日に開かれる第41回京都ワークショップ案内のためのご挨拶文です)
(京都ワークショップの日程・詳細・お申し込み方法等は下記のページをご覧下さい)
 http://feldenkrais.web.fc2.com/Pages/kyoto_wshp.html

 第41回目の京都ワークショップが近づいてまいりました。半年毎に開かれるこのワークショップのご挨拶を記しながら、いつも時の流れをしみじみと感じさせられます。世の中も自分自身もその流れに沿って徐々に変化・変貌を遂げていくのを実感させられる節目となっています。

 まず最新のお知らせですが、フェルデンクライスに関する雑誌「テアトロ」の連載は「動きと声の基礎レッスン」に引き続いて「考える身体・フェルデンクライス・メソッド基礎講座」(全12回)も何とか無事終了しました。前後一年と九ヶ月の間、毎月一定量の原稿を書くというのは結構エネルギーを要するものだと改めて痛感しました。量にすれば月25枚程度ですから大した量ではありませんが、それを毎月となると結構きついものがありました。物書き専門家の仕事を改めて尊敬しました。

 「動きと声の基礎レッスン」と「フェルデンクライス・メソッド基礎講座」ともに、これから連載原稿に加筆訂正を加えて内容をさらに充実させた上で、それぞれを一冊にまとめる予定です。発表の方法は通常の出版のほかに、最近注目を集めている電子出版も考えています。ただ昨今の出版事情を考えますと電子出版の方が実現可能性は高いと思います。

 それ以外に、研究会の新しい企画として「ATMレッスンの音声ファイルの無料公開」を始めました。自分自身のために録りためてきた音声記録は相当の量になりますが、それをハードディスクの肥やしにしておくのは無駄だし、またあの世まで持って行けるわけでもありません。あれこれ考えを巡らせているうちに、フェルデンクライス・コミュニティのために、多少でも役立つならばと公開を思い立った次第です。保存しているファイル数は3000レッスンぐらいになっていると思いますが、その中から適宜選択して殆ど原型のままの提供になります。現在公開しているのは30ファイル余りです。ご利用方法はブログ・フェルデンクライスに掲載しています。

 さて、今回のワークショップでは前回と同じように初日は基礎的なレッスンを中心に行い、二日目の午前中は「声のレッスン」を、午後は「ATM基礎レッスン」という構成になります。レッスン内容に関して具体的なご希望・ご要望などありましたら、メールなどでご連絡下さい。できる限りご希望に添えるようにするつもりです。それでは、仁和寺御室会館で多くの方々とお会い出来るのを今から楽しみにしております。(2010.08.20記)

FCJフェルデンクライス研究会主宰 安井 武
FCJのサイト:http://www.felden.info/  Email:ta.yasui@dream.com
ブログ・フェルデンクライス:http://moshe.blog114.fc2.com

FCJ通信2010年9月号(フェルデンクライス研究会発行)

「FCJ通信」はフェルデンクライス研究会が毎月会員宛にお送りしている通信です。
これからは会員以外の方にもご覧いただけるように、このブログに再録することにしました。
今後は単なる事務連絡的なものではなく、フェルデンクライス・メソッドに関する有意義な情報を発信するツールとして活用していきたいと思っています。それでは今後にご期待下さい。[安井武]

========FCJ通信本文 2010年9月3日発行==========

9月だというのに、相変わらず猛暑日が続く毎日ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
政治のほうも季節外れに燃え上がっているようです。結果、よりよい風が吹くようになればいいのですが・・・。

今月のFCJ通信をお送り致します。

【ATM音声ファイルの公開について】
先月から始めたATM音声ファイルの公開は、多くの方々にダウンロードいただき、活用いただいている様子です。
今までに公開したファイルの一覧は次の通りです。
・体験版:8ファイル
・比叡山ワークショップの記録:9ファイル
・眼のレッスン:6ファイル
・心をひらく体のレッスン第1集:8ファイル
[以上合計31ファイル]
ダウンロードするには、次のページにアクセスして下さい。
http://public.me.com/feldeninfo/ja/
パスワードは:feldeninfo34

この企画はただいま中断していますが、近いうちに追加の音声ファイルのアップロードを再開します。
レッスン内容に関するご希望や、音声ファイル活用のご感想などありましたら、お寄せ下さるようお願い致します。
詳しくは「ブログ・フェルデンクライス」をご覧下さい。
http://moshe.blog114.fc2.com/blog-date-20100628.html

【連載・考える身体について】
連載『フェルデンクライス・メソッド基礎講座=考える身体』は先月発売の9月号で無事最終回を迎えました。
いずれ近いうちに補筆改訂のうえ、1冊にまとめて刊行する予定です。

【中野教室と市川教室の予定】
8月から講習料の時間割と料金システムを改定することになりました。
会場の都合に合わせてレッスン内容の充実をはかるための改正として、
どうかご了承下さるようお願い致します。

会場:なかのZERO および 市川市文化会館
月日 曜 会 場    
9月19日 日曜 市川市文化会館・和室(4F)[声]
9月26日 日曜 市川市文化会館・和室(4F)[ATM]
10月2日 土曜 市川市文化会館・和室(4F)[声]
10月9日 土曜 市川市文化会館・和室(4F)[ATM]
10月30日 土曜 なかのZERO・西館和室(2F)ATM
11月3日 休日 なかのZERO・リハーサル室{声}
11月13日 土曜 市川市文化会館・和室(4F)[ATM]
11月23日 休日 なかのZERO・多目的練習室[ATM]
【会場】
なかのZERO:本館多目的練習室・リハーサル室・西館和室
市川市文化会館:市川和室(4F)・会議室(3F)    
【タイムテーブル】
A:13時15分から14時15分まで60分
B:14時30分から15時30分まで60分
C:15時45分から16時45分まで60分
レッスン内容によっては多少上記の時間が前後することもあります。
【講習料】
・3レッスン(ABC)を通して参加する場合:¥4000-
・2レッスン(ABまたはBC)参加の場合:¥3000-
・1レッスン(ABCのいずれか)参加の場合:¥2000-
[以上の料金はATM・声のレッスン共通です]

*参加ご希望の方は必ず前日までに予約をお願いします*
http://feldenkrais.web.fc2.com/Pages/fcj_wshp09.html

【京都ワークショップのお知らせ】
第41回:平成22(2010)年・秋期
10月23日(土)13:00--18:00(20時から懇親会)
10月24日(日)9:00--16:30

第42回:平成23(2011)年・春期
5月28日(土)13:00--18:00(20時から懇親会)
5月29日(日)9:00--16:30

1泊2日の合宿レッスン(通い・1日参加も可)
会場:京都仁和寺御室会館二階大広間
お問い合わせ・申込先:
〒608-0001
 大阪府三島郡本町山崎4丁目19-2-407
 出口和世 電話・FAX:075-962-1765
詳しくは:
http://feldenkrais.web.fc2.com/Pages/kyoto_wshp.html


それでは今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

フェルデンクライス研究会 Feldenkrais Club Japan
主宰 安 井 武

三木成夫博士講演「胎児の世界と命の波」(短縮版)

参考資料「心理療法からフェルデンクライスへ」 Yvan Joly (抄訳)

心理療法からフェルデンクライスヘ  (抄訳メモ)

初めてフェルデンクライス・メソッドと出会ったとき、私はカルチャー・ショックを受けた。ATMレッスンを最初に受けたときには、到底平静ではいられなかった。頭痛と不安と感情の動揺に見舞われた。初めてのFI(機能的統合)レッスンを受けた時には、母親の胸の中にいる自分を思い出して、冷静な感情を保つことはできなかづた。アマーストでのトレーニングプログラムの1年目が始まったとき、ものも言わず、表情も変えずに、2ヵ月間も床の上を転がるだけの200人以上の顔のない、感情のない、ゾンピーみたいな訓練生たちと付き合うだけの気持ちの準備は私にはできていなかった。

モーシェが最初の訓練期間を指導しながら、体の動きと内的過程の関係を気づぎもせず、そういう全人間的な意識を認めもしないことは、理解しがたく、また我慢ならなかった。私は最初のこの9週間のうちの7週間を、過酷な試練に果たして耐えられるかと危ぶみながら過ごしたが、結末を見届けてやろうというだけのことだった。この男は、レッスンの動きが私たちの中に生み出す内的体験に、本当に気づいていないのだろうか? モーシェは滅多に個人的な指摘はしなかったし、私たちがどう感じているかも訊ねもしなかった。モーシェは、個人の内面生活は背景に、無意識へ追いやり、言いたてるべきではないという雰囲気を作り出した。(いずれ分かったのだが、こういう雰囲気は、自分の面倒を自分でみる方法を学ぶ人にとっては最善の場なのだ)

綱渡りの7週間の後、マーシャ・ジャーメイン・ハッチンソン(心理学者)と私は酔っ払って、大胆にもモーシェに直接手紙を書いた。「親愛なるモーシェ、あなたはどうして、レッスンの動きが私たちの内部に引き起こすことがらについて一言も触れようとしないのですか? 空間を漂うような不安感、脈絡なく騒ぎたてる感情、混乱、過去のものと思っていた行動様式(強迫観念、何かが食いたくてたまらんという気持ちなど)、自己や世界に体する異常な認識、それから、様々な身体的徴候(吐き気、頭痛、不眠、吹出物なんどはほんの序の口です)を一体どうすれぱいいのでしょうか?」

それは金曜日の夜だった。週末はのろのろと過ぎた。マーシャと私は不安だった。モーシェのいつもの流儀でこっぴどくやっつけられるだろうと思った。ついに月曜の午後、モーシェは青いシャツのポケットから質問状を取り出して喋りはじめた。「これは専門家からの質問だ。心理学のね」私の記憶によれぱ、大体このようなことを言った。

「あなたたちの内面生活の不快や不安は、無力感、不安定感の現われですね。自分を安定させる方法を学んでください」モーシェは心理学には全く疎いのか、それとも重大な新しい見地を指摘したのか。

[治療から学習へ]
その後1年の間、私はこのモーシェのメッセージをひねくりまわしていた。これを書いている今は、治療《セラピー》と学習は違うのだといことが分かっている。私たちがATMで体験したことは、自分の内面生活のプロセスに対する不快感だったのだ。だから、私たちは治療的見地から治療《セラピー》を求めてしまったのだ。私たちがやったようなやり方をすれぱするほど、治療の材料ぱかりを考えることになり、ますます無力感に苛まれたのである。ところが、モーシェが言わんとしたのは、私たちの強迫的行動こそが無力感を生み出すということだった。私たちが自らの無力感に直面することになったのは、よりよい内面性を自分に授けるためなのであった。私たちが体験したものは、私たち自身の行動の結果にほかならない。さまざまの徴候を見せた私たちの不快感は、わざと呼ぴ起こされたものであり、ある意味ではよいトレーニングによって、問題や限界に迫った結果だとも言える。私たちが出会った困難は、自分自身にいかに対処するかも知らずに、急いで結果を求め過ぎたせいだった。最善をつくそうとしたけれども、結局は不快感と情緒不安を増幅するようなやり方を燥り返していただけだった。

学ぱねぱならなかったのは、可能性の感覚、快適の感覚を発展させることであった。一言で言って、私たちにとって、また私たちの職業上の見地からして、長い道のりではある。

セラピーの概念の中には、病気治療の場合と同じく、こうあらねぱならないというプラトン的な理想モデルが存在する。病気になるのは、そのモデルからの逸脱なのである。ほとんどのセラピーとほとんどの治療モデルは、問題、診断、予後、治療計画を扱うが、それは物事を正すため、理想モデルヘ戻すことを目的としている。だから、心理療法を行なうためには、心理学的問題を発見しなけれぱならない。それに比して、学習は、新しい技能、新しい可能性の発展を目的とし、感情の体験、増幅、解釈、表現などにはあまり重点をおかない。学習という方策は、私たちの欲求するものを実現するための別の方注を生み出すことに集中する。

 苦痛、欲求不満の悪循環、強迫観念的な行動、性行為の失敗、心身症などは、欲するものが得られない場合の共通した徴候だ。望ましくない結果をもたらしたり、望ましい結果をもたらしてくれないコンテキスト(諸関係)、根本的原因は、より強められ、身についてしまう。それに対し、学習のプロセスは、技能を獲得して、求める結果を実現できるような状況を生み出してくれる。ATMやFIでは、快く楽な感じやハーモニーを求めながら、それらを味わっているうちに、快適な感覚の中で動きが上達し、内面生活のことを気にかける必要はない。不安も気苦労も、無力感も余り感じなくなる。私たちの内面生活は、調和のとれた行動(行動のハーモニー)を反映し、なにかができないとう問題はどこかに隠れてしまう。自分の体験することに十分対処できるようになり、強迫観念に悩まされることも、セラピーを受ける必要もなくなる。(まさにその理由で、セラピストたちの中には―特に精神分析医たちは―自分の患者たちがフェルデンクライスをすることをやめさせている。問題がなくなり、不安が弱まってしまうわけだから、セラピーの材料が行方不明になる)

今日、精神が身体に影響を与える、「心が病を癒す」ことを発見したと思い込んでいるひとは、少なくない。しかし、もう一つ、「体が心に教える」という発見がある。この身体の精神への影響こそ、モーシェの貢献を説明するもう一つの面である。しかし、次の発見、真にフェルデンクライスが発見したことは、『身体は精神であり、精神は身体である』ということである。一方の前進は他方の前進である。……モーシェは、精神と身体の分かちがたい一体性をきわめて明確に述べた最初の一人である。体のあらゆる部分と心のあらゆる面を含んだ我々の全ては、我々のどのような感覚、感情、思考、運動にも含まれている。……そいういう考え方にたてば、声からでも、歯からでも、情動からでも、手書き文字からでも、夢からでも、どんな人にもアプローチすることができる。

[フェルデンクライスの文化的特徴と背景]
モーシェが"Awareness Through Movement"(安井武訳「フェルデンクライス身体訓練法」1982年大和書房 p.47-57参照)で述べているように、人間の行動には、感覚、感情、思考、運動という四つの要素が含まれているが、各要素は切り離すことはできず、互いに他の要素を含んでいる。自己開発に取り組むに当って、運動の面からアプローチするのは、それが一番コントロールしやすいからである。(ユダヤ人社会の強制収容所体験に関して)心理的、情緒的な面に深入りする方法は、強制収容所体験をもつユダヤ人に対しては愚かな方法だと言える。快いもの、快適なものに焦点を当てるやり方のほうが有効である。過去を洗い流すことはできない。しかし、感じているものを変えるために、今までとは違ったふうに行動することで、新しい体験を味わい、自然に有機的に治療するようにもって行くことができる。

Yvan Joly:FROM BODY ORIENTED PSYCHOTHERAPIES TO FELDENKRAIS(Feldenkrais Joumal No.4 p.4-7)

8月以降のフェルデンクライスの日程を発表しました。料金と時間割に若干の変更があります

フェルデンクライス・メソッド講習会日程
    ―8月以降の日程―


中野教室と市川教室の今後の日程を発表しました。
9月まではほぼ決定ですが、10月以降は若干増える予定です。

なお、8月から従来のレッスン料金体系を見直し、また時間配分を改めることに致しました。
会場の使用時間規定により、13時開始はかなり余裕がない状態になりますので、
開始前と終了時に若干の余裕を持たせるためにも、前後15分ずつ短縮することにしました。
さらに、一日3レッスンとしましたので、レッスンの前後にフリートーキングの時間も
若干とることができます。
ひと言でいえば、余裕をもってレッスンを楽しみ、フリートークでレッスンの体験を
できる限り共有できる場にしようというのが改訂の狙いです。
どうかご了承下さるようお願い致します。

詳しくは次のページをご覧下さい。
 ↓
http://feldenkrais.web.fc2.com/Pages/fcj_wshp09.html

附記してありますが、
日によって内容はATMの場合と声のレッスンの場合があります。

すでに予告している「眼のレッスン」も今後適宜予定に入れますが、しばらくお待ち下さい。

ATM音声ファイルの追加公開作業はしばらく中断します。9月上旬に再開予定。

次回の音声ファイル公開は9月上旬の予定です。

波乱の7月が過ぎて8月の声を聴くと、心なしか涼風が秋の気配を感じさせます。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

【ATM音声ファイルの公開】
新しい企画として始めたATM音声ファイルの公開ですが、現在公開しているファイルの一覧は次の通りです。
・体験版:8ファイル
・比叡山ワークショップの記録:9ファイル
・眼のレッスン:6ファイル
・心をひらく体のレッスン第1集:8ファイル
[以上合計31ファイル]

この企画は大変好評をもって迎えられ、多くの
方々がダウンロードして活用して下さっています。

ダウンロードは次のページにアクセスして下さい。
https://public.me.com/feldeninfo/ja/
パスワードは:feldeninfo34

この企画は今後も継続するつもりですが、取りあえず第1期の公開はこれをもって取りあえず終了し、
しばらく期間をいただいてから再開する予定です。
レッスン内容に関するご希望や、音声ファイル活用のご感想などありましたら、
是非ともお寄せ下さるようお願い致します。


「心をひらく体のレッスン・第1集」音声ファイルの無料公開にあたって

「心をひらく体のレッスン・第1集」
    音声ファイルの無料公開にあたって

この第1集の内容は「フェルデンクライス研究会」の記念すべき第1回ワークショップの記録です。これは1988年8月に目黒住区センター三田分室の2階和室で、10名余りの参加者を得て、四日間にわたって行いました。私にとっては初めて有料で行うフェルデンクライスですから、それなりの準備と覚悟と緊張感をもって臨みました。

この記録テープはその後、「心をひらく体のレッスン第1集」として有料で発売し、以来20年以上にわたり全国の多くの方々にお買い上げいただき、フェルデンクライスの普及と研究に一方ならぬ貢献を果たすことができました。その後、レッスンCDは第7集まで、他に声のレッスンと体験版、入門編などを含めて多数リリース致しました。そこでこの第1集はその歴史的使命は果たしたと判断して、昨年度に絶版と致しました。

しかしながら、第1集に対するご要望が未だに絶えることがない有様で、何とかしてご希望に添えるよう考えたすえ、音声ファイルとして無料公開をすることに致しました。私自身としましても、この記念すべきセッションが、このような形でより多くの皆さまにお届け出来ることは嬉しいかぎりです。いま改めて聴き返してみて、私のフェルデンクライスの原点はここにあると再確認したところです。

ただ、なにぶんにも初めての公開レッスンですから、いろいろ不備な点があるのは十分承知しております。それを補う意味で以下の解説・説明を附記しました。どうかお目を通していただきたいと存じます。

ダウンロードは次のページから:
https://public.me.com/feldeninfo/ja/
パスワード:feldeninfo34

【レッスンを始める前に】
1:練習するのに一番よい時間は、夜寝る前です。それも食後一時間以上経ってからにしてください。食後すぐ練習するのはよくありません。朝眼が覚めた時に、布団の中で前夜行った動きを二つか三つ思い出して練習してみるのもいいでしょう。
2:服装は、体の動きや呼吸を妨げないようなゆったりした柔らかいものにしてください。背中にポタンやファスナーのついたものは避けてください。
3:畳またはカーペット敷きの床の上でレッスンを行ってください。体に痛みを感じる場合には、バスタオルや毛布のようなものを余分に敷くのがいいでしょう。それでも苦しいならば、布団やベッドの上でもかまいませんが、あまり柔らかすぎるものの上は望ましくありません。
4:手足を伸ばしても、邪魔にならない程度の広さを確保してください。
5:暑すぎるのも寒すぎるのもよくありません。快適な室温を心がけてください。集中できるような静けさも必要です。
6:休息するように指示された場合の他は、動きを続けながら、説明の言葉に耳を傾けてください。そうすれぱ、行動しながら考える能力が身につきます。
7:動きの速度は、最初はできるだけゆっくり行ってください。自然な呼吸のリズムが目安です。
8:最初から大きな動きを目指すのはよくありません。力をできるだけ節約して、自然な呼吸を乱さない程度にし、微妙な違いに注意を向けてください。
9:機械的な繰り返しにならないように、動きの度によりよい体の使い方を探りながらレッスンをしてください。

【補足と説明】
レッスン:1A 中心の発見・伸筋と屈筋の調整
◎これは体の中心部分の力を上手に使うためのレッスンです。骨盤には体内のいちぱん強い筋肉群がつながっています。言わば、骨盤は体のモーターです。全ての動きの力が骨盤から生まれるようにすれぱ、全身はひとつになって動くことができます。これは基本的に重要なことです。
◎このレッスンでは体の前面の筋肉を調整します。腹筋だけでなく、胸や首の前の筋肉も含めて有機的に使うことが必要です。その場合、背中側の筋肉を全体として弛めることが大切です。背中をリラックスさせれば動きはぐっと楽になります。

レッスン:1B .捻る動きを使って全身を調整する
◎体を捻じりながら中心部分の筋肉を上手に使い、その力を末端ヘスムーズに伝達するためのレッスンです。動きの中心を発見してください。
◎腕のブリッジというのは、肩よりも上(頭の方向)の床に掌をつけて肘が天井を向くようにし、手の指先を下の方(足の方向)に向けたポーズです。肩と手首が三角形の底辺になり、肘がその頂点になります。掌をおく位置は頭からやや離して、楽な場所を見つけてください。

レッスン:2A 捻る動きによる伸筋と屈筋の調整
◎体を捻じった状態で1-Aと同じような目的をもったレッスンです。頭の上げ方には特に注意を払ってください。
◎録音が途中で終わっていますので、その後のやり方を説明します。
1:左下になって同じように横臥し、左手を頭の下に入れて、鼻が天井を向くように体を捻じります。そして、頭と両脚を同時に上下します。終わったら休息。
2:左下になって同じように横臥し、右手を頭の下に入れて、鼻が天井を向くように体を捻じります。そして、頭と両脚を同時に上下します。終わったら休息。
3:左下になって同じように横臥し、両手を頭の下に入れて、鼻が天井を向くように体を捻じります。そして、頭と両脚を同時に上下します。終わったら仰臥休息。
4:立ち上がって体の感覚を確かめ、周りを歩いて変化を味わってみます。

レッスン:2B 骨盤の動きが股関節と背骨の可動性を高める
◎これは脚の動きというよりも、骨盤の動きです。確かに股関節の可動性は高まりますが、それは骨盤の周りの筋肉の有機的な調整の結 としてそうなるのです。
◎これも録音が途中で終わっていますので補足します。
1:左手で左足甲をとり、左膝を交互に入れ替える動きを拡大します。左膝を左腕の外側に出して下ろすときには、左足を右膝の右側の床に下ろすようにします。次に、左膝を左腕の内側に入れて下ろすときには、左足を左後ろのほうの床へ下ろします。この動きを次第に大きくしてゆくと、左後ろへ下ろすときに、左膝の内側が床につくようになります。骨盤の動きを加えると楽になります。終わったら長めの休息。
2:最後にもう一度、最初におこなった基本的な動きを試して動きの改善を確かめてください。終わったら休息。立ち上がって体の感覚を味わい、歩いてください。

レッスン:3A 全身を丸めて転がる動き
◎体を丸めて床の上を転がる動きです。これは手足の動きではなく、体の中心に近い部分、特に腰椎と胸椎のあたりを丸めることがポイントになります。

レッスン:3B 全身を伸ばして転がる動き
◎これは床の上を横に転がる動きです。そこへたどりつくプロセスを丁寧におこなってください。

レッスン:4A/B 統合された動き 
◎この二つのレッスンは、これまでのレッスンの動きを総合するとともに、より細分化した要素を含んでいます。動きをはっきりイメージしながら、注意深くおこなってください。


心をひらく体のレッスン第1集
☆☆ 生録音ですので、若干聞き苦しい個所 ☆☆
☆☆ もあるかと思いますが、御了承ください ☆☆
1988年10月20日制作発行
フェルデンクライス研究会・安井武
Copyright:TakeshiYasui,1988.

眼のレッスン音声ファイル6種公開

新たに眼のレッスンの音声ファイルを公開しました。
これは2008年の7・8・9月に行ったレッスンの音声記録です。
ファイルは全部で6個あります。
いつものように、下記にアクセスしてダウンロードして活用して下さい。

http://public.me.com/feldeninfo/ja/
パスワード:feldeninfo34

その内容は以下の通りです。
レッスンのご感想をお待ちしています。

眼のレッスン・プラン  安井 武

2008年7-8-9月 朝日カルチャーセンター新宿

今回は久しぶりにフェルデンクライス・メソッドによる眼のレッスンを取り上げます。目は人間の感覚器官の中でも一番重要でありながら、もっとも理解されていないものではないかと思います。視力検査で分かるのは目の働きの一部でしかありません。

目の機能で重要なのは、全身の機能との関係、すなわち体の動きを導く目の働きです。スポーツの分野などで重視される動体視力なども、眼の機能の重要な一部を占めています。
今回の講座では、体の動きと目の機能との関連をさぐりながら、目の働きを改善するためのレッスンを行います。内容は3回の講座で段階を追って進行しますので、3回通しでの参加をお薦めします。

7月5日(土)18:30~20:30
「眼のリラックス」
・眼の日光浴と利き目
・周辺視野を改善する
・首の緊張を解放する

8月2日(土)18:30~20:30
「眼の働きと身体各部の関係」
・眼の動きと骨盤の動き
・眼の動きは全身の動きをリードする

9月6日(土)18:30~20:30
「眼の機能への気づき」
・眼の焦点を改善する
・眼の感覚を深める

新規にATM音声ファイルを3種公開!

比叡山延暦寺ワークショップの記録から

比叡山ワークショップの記録から、新規に以下の3種の音声ファイルをアップしました。

・hieizan07.mp3[ハヌカの燭台](39’36”)
・hieizan08.mp3[呼吸の支えと声の土台](51’59”)
・hieizan09.mp3[横臥で頭を固定して全身を捻る](74’42”)

下記にアクセスしてダウンロードして活用して下さい。
http://public.me.com/feldeninfo/ja/
パスワード:feldeninfo34

【附記】
上記の3種のファイルのうち、冒頭部分の録音が欠けているものがあります。
早急に欠落部分を補充しますので、今しばらくお待ち下さるようお願いします。

**欠落部分の補充は終わりました。(7月24日 16:24)
プロフィール

安井 武

Author:安井 武
フェルデンクライス研究会主宰
FCJ(Feldenkrais Club Japan)
演出家(劇団俳優座)
IFF 認定 Feldenkrais Practitioner

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