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連載・考える身体 第8回

背中の筋肉の働きを改善する

今回は背中の筋肉の働きを改善するレッスンを2種取り上げました。前回は主にねじる動きを使って、体の前面の筋肉と背面の筋肉の働きを調整しました。その結果、胸郭や肩と首の動きがかなり自由になったと思います。

今回のレッスンでは、主要な動きは胴体を反らせる動きです。うつ伏せになって頭を持ち上げる動きは人間が生まれてきてごく初期の段階で身につける基本的な動きです。赤ん坊が仰向けの姿勢からうつ伏せになることを覚えてからすぐに行う動きです。

赤ん坊の頭の重さがその体重において占める割合は、大人の場合に比べて極めて大きいのですが、その重い頭を赤ん坊はうつ伏せの姿勢で楽に持ち上げます。この場合、赤ん坊は首の筋肉の力に頼るのではなく、骨盤につながる大きな背筋群を効果的に動員して頭を上げるので、柔軟な胸郭、そして自由な首の働きとも相まって、その重い頭を軽々と持ち上げることができるのです。赤ん坊は身体を動かすことを楽しみながら自然に身につけます。

ところが人間は成長するに従って、教育や環境などの影響を受けて、多くの場合、限られた動きだけに自分を限定するようになり、生まれた時に持っていた無限の可能性を狭めてしまうことになります。その結果、不自然な殻の中に自分を閉じ込めて、生まれた時にもっていた柔軟性を失ってしまい、腰痛や肩凝りに絶えず悩まされることになります。頭を子供のように楽に上げることが出来る大人はそれほど多くはありません。

今回取り上げる体を反らせる動きは、丸くなる動き、捻る動き、そして横へ曲げる動きとともに、動きの四つの基本要素の一つと言えます。レッスンの中では反る動きだけを取り上げるのではなく、他の三つの要素も当然入ってきますが、中心となるテーマは、体を反らせる動きということになります。

レッスン13:伏臥で背中を反らせる
レッスン14:仰臥で全身を反らせる

(演劇雑誌「テアトロ」5月号に掲載)

発売は4月10日過ぎになります。
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プロフィール

安井 武

Author:安井 武
フェルデンクライス研究会主宰
FCJ(Feldenkrais Club Japan)
演出家(劇団俳優座)
IFF 認定 Feldenkrais Practitioner

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