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連載「フェルデンクライス基礎講座」のこと

「フェルデンクライス・メソッド基礎講座」として始めた連載第2弾ですが、
次号(演劇雑誌テアトロ11月10日発売予定)が第3回目になります。
内容は以下の通りです。

第1回:フェルデンクライス・メソッドの理念と方法(10月号)
第2回:フェルデンクライス入門編 ・・・・・・・(11月号)
   ・レッスン1、頭と脚を上下して屈筋を調整する
    レッスン2、膝を倒して全身をねじる
第3回:フェルデンクライス入門(続き)・・・・・(12月号)
   ・レッスン3、うつ伏せで背中の伸筋を調整する
   ・レッスン4、骨盤を転がして全身を解放する

新年号の連載第4回からは「フェルデンクライス・メソッドの基本レッスン」
を毎回2レッスンずつ取り上げる予定です。
動きの写真を最小限使用して、言葉による説明を補足します。

ATM 01
ATMレッスンは言葉による説明のみで進行するのが基本原則で、動きの写真によって結果としてのイメージを与えすぎるのは、厳密に言えばATM本来の方法を裏切ることになります。あらかじめ視覚的イメージが与えられてしまうと、どうしてもそれに束縛されて、自己の内部との対話、体との対話を通して自己を再発見するというフェルデンクライス・メソッドの本質からずれてしまいます。

そうは言っても、言葉、ましてや活字から動きのイメージを探るのは、かなり手間のかかる作業で、ひと言でいえばひじょうに面倒くさい作業であることは事実です。ただ、その面倒くささこそが、フェルデンクライスの神髄に迫るための自分自身のためのレッスンとなるのです。一見面倒くさい試行錯誤をゆとりをもって楽しむことが出来るようになって初めて新しい世界が拓けてくるのです。

モーシェ・フェルデンクライスの著書"Awareness Through Movement"(邦訳「フェルデンクライス身体訓練法」)の原著には木製のモデル人形を使用して、各レッスン1枚から3枚程度の写真が掲載されているにすぎません。邦訳では出版社の要望もあって、生身のモデルを依頼して動きのポーズを撮影し、各レッスン2枚から数枚、あるいはそれ以上の写真を採用しました。

それによって、動きのイメージをつかみやすくなったのは事実ですが、写真のイメージに引きずられてしまって、自分の内部から動きを発見するという、ATM本来の意図が行方不明になってしまうきらいがあります。

原著に採用されている木製のモデル人形は、動きのイメージをきわめて抽象的に伝達するだけですから、動きを構成する各要素を体内で再構成する必要があります。生きたモデル写真に比べれば、はるかに言語的伝達に近いと思います。

今回の連載で採用したのは、プラスティック製の人体モデルです。木製のモデルに比べると、表情が出すぎるというきらいはありますが、生きたモデルに比べて余計な情報が付加されないだけに、レッスン本来の意味を損なうことはかなり少ないと考えて採用した次第です。

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プロフィール

安井 武

Author:安井 武
フェルデンクライス研究会主宰
FCJ(Feldenkrais Club Japan)
演出家(劇団俳優座)
IFF 認定 Feldenkrais Practitioner

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