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写真集「俳優座養成所卒業生たちのいま」

俳優座養成所

俳優座養成所、正式には「俳優座演劇研究所付属俳優養成所」は昭和1949(昭和24)年に誕生しました。その後16期にわたって活動して総勢600名を超える俳優を養成し、1967(昭和42)年にその幕を閉じるまで、戦後の演劇界に有能な人材を続々と送り出して日本における俳優教育の確固とした原点を打ち立てました。

養成所13期生の故・平山こはるさんと写真家の今井康夫さんによる表題の写真集がこのたび完成しました。本書には100名を超える卒業生たちの写真、プロフィール、そして各自のメッセージなどから成っています。A4サイズで300ページ近い大判の写真集として、ずっしりとしたその重みは、養成所の時代を映す貴重な鏡となっています。

私は今年の夏の初めに突然これの巻頭言の執筆を依頼されました。尊敬する先輩諸氏や有能な後輩たちを差し置いて、その依頼を躊躇なく引き受けたのは、養成所へのノスタルジーだけでなく、俳優養成の仕事の重要性を少しでも多くの人たちに伝えたかったからにほかなりません。

本書の発行は「今井写真事務所」で、定価は¥3150-となっています。

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来年度の計画について

今年も残り少なくなり、来年のことを種々考えています。

【レッスンCD】
次は第8集になりますが、内容についていろいろ検討した結果、THE MASTER MOVES(邦訳「心をひらく体のレッスン」)所収のレッスンを取り上げることにしました。本書では基本的な12種のレッスンが扱われていて、詳しい説明やコメント、理論的な解説などが展開されています。
読者の方々から「読んで面白かったが、読むだけではレッスンの具体的な内容がつかみづらい」という意見が寄せられています。原著のレッスンは講習会などで過去たびたびに取り上げてきましたので、オリジナルを忠実に再現するだけにはならないと思います。年明け早々にも作業を始める予定です。

【動きと声の基礎レッスン】
演劇雑誌「テアトロ」に連載した「声のレッスン・ノート」をまとめて本にしたいと思っています。ただ、昨今の出版不況の折から、このようなものを引き受けてくれる出版社がすぐ見つかるかどうかです。それはそれとして、全体を見直して改訂・増補する作業には早めに手をつけようと思っています。

【この曖昧にして明瞭なるもの】
かねてからの約束を果たせないまま年を越してしまうことになりました。翻訳に関しては、かなり進行しているのですが、複雑な内容をいかに分かりやすい日本語にするかで結構手間取っています。これもまた出版社の問題もあるのですが、翻訳そのものは2010年度中には完成するつもりで努力しています。

【講習会・ワークショップ】
中野教室と市川教室は従来のペースで、のんびりゆったりと続けていくつもりです。日程が決まり次第、当ブログやホームページでお知らせします。
年2回で続けてきた京都ワークショップは6月に第40回を迎えます。仁和寺・御室会館の畳敷きの大広間でのレッスンは、私にとっても日常を離れて自らの体との対話を楽しめる貴重な時間となっています。

【フェルデンクライス基礎講座】
動きと声の基礎レッスンに引き続き、演劇雑誌「テアトロ」誌上の連載「考える身体―フェルデンクライス・メソッド基礎講座」は全12回の予定で続けています。最終回は2010年9月号になりますが、各回ごとにテーマを決めてATMを2レッスンずつ取り上げ、各レッスンのポイントを初めての人にも分かりやすく説明しています。

沖縄の基地問題について想う

アメリカ軍の沖縄基地に関する問題がやけに話題になっている。日本政府の方向性が見えないのがいけないことのように、メディアは騒いでいるが、なぜそれほど結論を急がなければならないのか? 過去何年も引き延ばされた課題が、政権が変わった途端、いきなり解決するなんてことは常識で考えてもあり得ない。日米合意というが、政権が変わったのだから、外交政策に修正や変更が加わることは致し方ない問題だ。新しい合意を目指すにはどうすればいいかを互いに探るしかないだろう。

鳩山内閣が直面する難問は他にもいろいろある。それは致し方ないことだと思う。なぜなら半世紀以上にわたるほぼ一党支配に幕を引き、新たに出発するには、即決できない問題が多いのは当然だ。拙速を避け十二分に時間をかけて、その他の多くの問題も含めてよりよい方向性を見つけるべきだと考える。

勿論、素早い対応を求められる問題は数多い。それらに比べて沖縄の米軍基地問題はそれほど緊急の課題ではない。急いでいるのはアメリカ側であって、それはそれなりの事情はあるわけだが、それをタテに日本政府の対応にさんざん文句を言ってアメリカ側に義理立てしているメディアや評論家たちはおかしいと思う。アメリカの高官たちの居丈高な態度もよくない。日本人の潜在意識の中に潜んでいる反米感情をかえって煽る結果にならないかと懸念する。これではますます問題がこじれるばかりである。

この問題はしばらく先送りして、互いに頭を冷やすのが次善の策だ。

これに関連して触れておきたいのは、その後のオバマ大統領の支持率低下の問題だ。ノーベル平和賞の演説「よい戦争とわるい戦争」という演説を聴いて落胆したのだが、アメリカでの世論調査では、米軍のアフガン増派についてだけは支持率が高いらしい。ブッシュ政権の国防長官を再任したときからすでに感じていたが、もしかしたら前任者と似たような運命をたどるかもしれない。産軍複合体の目に見えない圧力も含めて、オバマは危険な曲がり角に差しかかっている。いや、もしかしたらすでに曲がってしまったのかもしれない。そうであってはほしくないが・・・。


連載・考える身体 第5回

フェルデンクライス・メソッド基礎講座第5回のテーマは「利口な脚と賢い身体」としました。

脚は直立姿勢の場合、全身の体重を支えます。体の支え方によって動きの質は左右されます。骨盤を支える両脚の働きは動きの質を決定づけます。よい動きは利口な脚によって支えられます。賢い体は利口な脚なしでは生まれません。今回の講座では、脚の動きを細分化することによって、全身の動きを活性化するレッスンを2種紹介します。

来年1月10日過ぎ発売の演劇雑誌「テアトロ」2月号に掲載されます。

今年最後の講習会

昨日は、今年の講習会最終日「なかのZERO」でのレッスンでした。

年末の混雑を見越して10時に車で出発しましたが、意外にもすいすいと走って到着してしまい、1階の喫茶コーナーで1時間以上つぶすことになりました。師走もまだ半ば、年末というにはまだちょっと実感にずれがありますね。「年末」「歳末」「年の暮れ」「年の瀬」どこにスタンスを置くかによって、意味合いが微妙に変わります。

事前に肩と胸の解放をテーマにしたレッスンを、という注文を受けていたので、呼吸の動きを中心に、4つのレッスンで肩帯と胸郭の可動性を高め、頸椎の柔軟性を獲得することをテーマに行いました。

かなり集中したレッスンができたと自分では感じました。レッスン後には、店じまいして半年余り前になくなった2階の食堂に代わって、同じ場所に新たにお店ができていると聞いて何人かで小一時間歓談しました。なるべくそういう時間を持ちたいと思っていますので、会場にこんな場所があるのはいいものです。

記憶の森の彼方から聞こえる

Thelonious Monk Quartet "ROUND MIDBIGHT"

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プロフィール

安井 武

Author:安井 武
フェルデンクライス研究会主宰
FCJ(Feldenkrais Club Japan)
演出家(劇団俳優座)
IFF 認定 Feldenkrais Practitioner

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