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第37回京都ワークショップ開催にあたって

続・動きの再学習


間もなく第37回の京都ワークショップを迎えます。つい先日36回を終えたばかりの気持ちですが、時の経つのは早いものです。今回も皆さまのご期待に背かないレッスンをできるよう、いろいろ準備に取りかかっています。


前回はハヴァ・シェラブさんのATMシリーズを取り上げました。ハヴァさんの著書A GUIDE TO AWARENESS THROUGH MOVEMENTに基づいて、モーシェ・フェルデンクライスの多彩なレッスンを参照しながら、私なりに「動きの再学習」をテーマにワークショップを行いました。その結果、是非これをレッスンCDにして欲しいというご意見が多数ありまして「心をひらく体のレッスン・第6集」としてリースしました。お陰さまで多くの方々からご注文をいただき大変嬉しく喜んでおります。


ハヴァさんの著書では、人間の発達過程、つまり人が誕生し成長するプロセスに沿ってレッスンが配置されています。よく知られていることですが、人間は生まれてから身につけること、後天的に習得すること、すなわち「学習」することが他の動物に比べて格段に多いのです。立って歩き始めるまでに人間は通常1年前後かかります。人間の発達過程の初期の1年間は、殆ど動きの学習過程であると言ってもいいぐらいです。

しかし、成長するにつれひとは間違ったことを習得する、不自然な学習をすることを避けることができません。そのため、私たちは改めて生まれたときにもっていた自然な学習過程を再体験することで、間違って身につけてしまった不自然なものから自由になることが大切になります。


動きの再学習のプロセスを判りやすく簡潔にまとめたハヴァさんのレッスンには、フェルデンクライス・メソッドのエッセンスが豊かに凝縮されているのですが、前回は全体の約半分程度しか紹介できませんでした。今回は残りの半分のレッスンを中心に、関連するテーマをモーシェの膨大なレッスン群を参照して「続・動きの再学習」と名づけて行う予定です。次回の京都ワークショップが私にとっても皆さまにとっても、冒険と発見に満ちたものになりますよう心から願っております。

[京都ワークショップの詳細は以下のページをご覧下さい]
http://feldenkrais.web.fc2.com/Pages/kyoto_wshp06.html
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FCJのレッスン日程 9月-10月

■研究会9月~10月のレッスン日程■
会場:なかのZERO(中野駅下車徒歩7分)

月日 曜 会場  第1部/第2部
9月11日(木)午後 和 *13:30-16:00
9月15日(休)午後 多 13:00-15:00/15:00-17:00
9月25日(木)夜間 多 **18:30-21:00
10月3日(金)午後 多 *13:30-16:00
10月9日(木)午後 和 *13:30-16:00

都合により10月21日(火)午後のレッスンは中止になりました。

多:本館B2多目的練習室
リ:本館B2リハーサル室
和:西館2F和室
詳しくは次のページをご覧下さい。
http://feldenkrais.web.fc2.com/Pages/fcj_wshp08.html

声のレッスン その2

声の土台をつくる

自然な声を出すにはしっかりした土台をつくらねばなりません。それには息の支えが何よりも大事です。そのための基本レッスンの一つを紹介します。

[レッスンの準備]床の上に仰向けになって、体と床の接触をよく味わって下さい。左右の脚、骨盤、背骨、胸郭の左右、左右の肩、首から頭まで、床との関係がどうなっているか、詳しく点検して下さい。声のレッスン1で行ったように、軽くハミングの声を出して下さい。数回繰り返します。

1:うつ伏せになり、右手の甲の上に左の頬を乗せます。顔は右向きになるわけですね。左手は頭の左(頭の後ろ)の床におきます。両脚は自然に伸ばして腰幅ぐらいに開きます。自然な呼吸が続いているのを確かめ、動きの間にもそれが変わらないように注意して下さい。

1a:吐く息に合わせて、そっと右手と右前腕(肘から手まで)を床から上げます。当然右手の上にのせている頭を持ち上げることになります。さらに、頭だけではなく肩、胸の上部も上がるようにして、少し背中を反らせます。
 決して無理に上げないで、5ミリでも1センチでも、楽に上がるところまでで十分です。左手で床を押してもかまいませんが、できるだけ少ない力で押して下さい。
 息を吐きながら頭を上げ、頭を降ろしながら息を吸います。呼吸は自然なリズムでつづくように心がけて下さい。頑張って早くしたり、大きくしてはいけません。自然な呼吸に合わせて動きもせいぜい50%程度の力で行って下さい。疲れたらすぐに休んで下さい。無理に続けるとレッスンの効果はなくなります。

1b:同じ動きを繰り返しながら、脚と頭を上げるときに、吐く息をハミングに変えて下さい。唇を軽く合わせて口の中をやや広くし、舌はリラックスしているように心がけて下さい。数回繰り返したら、しばらく仰向けになって床との接触を感じて下さい。どこかに変化を感じますか?

1c:うつ伏せになって1b.と同じ動きを繰り返しますが、頭・胸と同時に脚を上げるとすれば、左右どちらの脚を上げたくなりますか? 上げたくなる方の脚を同時に上げながら、ハミングの声を出して下さい。
 声は無理に大きくしないで、柔らかくよく響くようにして下さい。ハミングの声が終わりそうになったら、息を吸いながら降ろします。膝は伸ばしたままにして、膝が少し床から浮き上がれば十分です。脚を上げて背中を反らせるわけですから、お腹のどこかで床を押していますね。どこで床を押していますか?
 数回繰り返したら仰向けになって休息し、床との接触や体の中の変化を探して下さい。

1d:やはりうつ伏せになって同じ動きをしますが、頭と同時に1c.とは逆の脚を上げながらハミングをします。降ろすときに息を吸って数回繰り返します。
 仰向けになって変化を味わって下さい。

1e:うつ伏せになって同じ動きですが、今度は頭・胸の上部と同時に両脚を上げながらハミングをして下さい。息を吸いながら降ろします。
 動きが楽になったら、左手も右手の下に入れます。つまり両手を重ねてその上に左の頬を乗せるわけです。ハミングに合わせて、両手・両肘そして頭が同時に床から上がり、両脚も上げます。息を吸いながら降ろします。
 数回繰り返したら仰向けになって休息し、じっくり変化を確かめて下さい。床との接触、左右の違い、呼吸の状態など。

2:うつ伏せになり、左手の甲の上に右頬を乗せ、右手は頭の後ろの床に。つまり1とは逆の姿勢をとります。
 そして、1a.から1e.までの一連の動きとハミングをこちら側でも丁寧に行って下さい。

3:両手を重ねて、その上に額または顎を乗せて下さい。両手両肘と頭、そして両脚を同時に上げながら、ハミングをします。無理をしないで、楽にできる範囲で繰り返して下さい。どこかに緊張があるとハミングの響きは弱くなります。何回繰り返してもいいですが、疲れたら必ず早めに休むことを忘れないように。

(声のレッスン:その2の終わりです)


プロフィール

安井 武

Author:安井 武
フェルデンクライス研究会主宰
FCJ(Feldenkrais Club Japan)
演出家(劇団俳優座)
IFF 認定 Feldenkrais Practitioner

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