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眼のレッスン その1

眼の疲れをとるために

暑い日が続きます。寝苦しい夜、ついついテレビに付き合って夜更かしとなる、そんな日の翌日は確実に眼が疲れています。間もなくオリンピックも始まりますから、ますますテレビを観ることも多くなりますね。北京は時差1時間ですから、まだ救いがありますが・・・。

そこで眼の疲れをとる簡単な方法をふたつ紹介しましょう。

A:眼の日光浴

文字通り眼を日光にさらす方法です。まず眼鏡やコンタクトをしている方は取り外すこと。最初は太陽が余り高くない位置にある朝や夕方の時刻に行うのがいいでしょう。

まず太陽に向かって両足でしっかりと立ち、眼を閉じて、体をゆっくりと左右へ回します。すると回転につれて左右の眼が交互に明るくなったり暗くなったりします。

動きをゆったり連続して続けながら、まず顔と瞼に感じる温感に注意を集中し、それから次第に注意を下へ移動し、両足にかかる体重の変化、腰の回転、胸と肩の回転、首から頭の動きの変化に順次注意を移動します。

最初の日は眼を閉じたまま5分以内にとどめ、翌日からは徐々に長くし、10分ぐらいまでにとどめること。1週間ぐらい続けたら眼を開けたまま行ってもいいが、最初の2分ぐらいは眼を閉じたまま、それから片目だけ開けて2分以内。それから両目を閉じて2分程度。それから他方の眼を開けてやはり2分程度。また再び両眼を閉じて2分。以上、全身をゆっくり回転させながら行うこと。時間は多少短くても長くてもかまいませんが、気持ちの余裕を持って行って下さい。

強い日差しの時、直接太陽に眼をさらすのは危険ですから、何週間かかけて徐々に慣らすようにして下さい。あるいは薄めのサングラスを使用するのはかまいません。

B:眼にフタをする

眼の日光浴が終わったら、床に仰向けになって、両膝を立てた方が楽ならばそうしてもいい。その姿勢で、両手で小さなカップを作るようにして、軽く眼に当てて外の光が入ってこないようにする。眼を開けても真っ暗になっていること。手を無理に顔に押しつけないで、鼻梁に沿って両手の小指側を軽く当て、眼球を圧迫することがないように両掌を丸めて眼に覆いをする。もし仰向けになる場所がない場合には、ゆったりした椅子に座って行っても、また床に座って、あるいは壁や家具などにもたれた姿勢でもかまいません。

全く外光が入ってこない真っ暗闇を2~3分から数分間見つめます。そこには何が見えるでしょうか? 最初は花火のようにチラチラするもの、あるいは光のもやもや、その他いろんなものが浮かび上がったり消えたりするかもしれません。それが徐々に変化するでしょう。そのうち眼の緊張がとれてくるにつれて、視界は次第に真っ暗闇に近くなってきます。

眼の日光浴をする時間がないときは、こちらだけを行っても眼をリラックスさせる効果が大いにあります。眼が疲れたなと感じたときは日に何度でもいいですからこれを試してみて下さい。

以上は以前言及したベイツ・メソッドの基本で、これだけを毎日実践すると、1ヶ月も経てば驚くほど眼の働きが改善されます。

  このオンライン・レッスンは今後継続していくつもりです。
  5分か10分程度でできる短いレッスンを紹介する予定です。
  何かご希望があれば、遠慮なくご連絡ください。


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今後のレッスン内容について

『心をひらく体のレッスン』とアレクサンダー・ヤナイ集

なかのZEROでのハヴァ・シェラブATM集に基づいた「動きの再学習」シリーズは7月20日のセッションをもって無事終了しました。4月から始めたこのシリーズを通じて、改めてフェルデンクライス・メソッドの原点に戻り、じっくりと基本に立ち返って考える時間をもつことができました。

レッスンを続けていると、新しいアイデアを求める気持ちが強くなりすぎることが間々あります。それも悪いことではなく、新鮮な刺激を受けて気づきが深まることがありますが、時としてアイデア倒れになり、意図が十分に伝わらず単なる自己満足に陥る危険がなきにしもあらずです。今回はその意味では、私にとって非常にいい勉強になったと思っています。

さて、8月からのレッスンでは、モーシェ・フェルデンクライス著『心をひらく体のレッスン』(新潮社初版・一光社再版)を基本に、アレクサンダー・ヤナイのATM集からテーマ毎に適宜関連のあるレッスンを選択して各セッションのプランを立てるつもりです。

全11巻からなるA・ヤナイのレッスン集(Alexander Yanai Volumes)には合計550種のATMレッスンが収録されています。この膨大なレッスン集はフェルデンクライス・メソッドの豊かさの象徴ですが、この中にはあらゆる身体的気づきの実例が詳細に記述されています。これは全世界のフェルデンクライス・プラクティショナーたちのバイブルとも言える役割を果たしています。

私自身、今までの講習会の中で第1巻の3分の2ぐらいは紹介したのですが、今後はできる限りこのレッスン集を取り上げていくつもりです。内容としては、多くの基本的なレッスンが含まれており、決して難しいものではありません。毎回参加者のみなんさんのご希望にそえるような形でプランを立てるつもりです。

出会いと発見 その2

教えることと教わること

その1に記しましたようにフェルデンクライス・メソッドと初めて出会ったのは1974年のことでしたが、最初の10年余りはもっぱら学ぶことだけに傾注していました。学ぶといっても日本に先生がいたわけではありません。モーシェの著書と時々アメリカから取り寄せるレッスンテープやレッスンの記録集を相手に、独りでこつこつと、まさに手探り状態でフェルデンクライス・メソッドの密林の中を彷徨っていたのですが、言ってみればそれは身体という宇宙の中での冒険と発見の日々でした。

各種のテープやレッスン集を相手に、その中のレッスンを一つ一つ体で味わいながら進んでいると、今まで見たこともなかった世界が私の前にひろがってきて、それを自分独りのものにしておくには余りにも贅沢な気がしました。そこで事あるごとに、会う人ごとに、フェルデンクライスの「素晴らしさ」と「すごさ」を吹聴しまくるようになりました。まず身近なところからというわけで、周りのものを誰かれなくつかまえては「レッスン」を「教える」ようになり、住んでいる団地の集会所などで無料公開レッスンを行ったり、劇団関係の研究所や稽古場で演技のレッスンの中に取り入れたりするようになりました。

最初の転機が訪れたのはモーシェの著書Awareness Through Movementの翻訳出版でした。これは『フェルデンクライス身体訓練法』と題して1982年11月に大和書房から上梓されました。ダメもとで打診したところ、やりましょうと話が進みましたが、得体の知れないメソッドの本を出版するにあたって心をこめて尽力いただいた編集部の小川哲生氏の英断には今なお感謝しています。

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次回は「動きの再学習」最終回です

4月にスタートした特別企画「ハヴァ・シェラヴATMレッスン集」Relearning to Move は、次週7月20日(日)午後のセッションをもって無事最終回を迎えます。参加者の状態を考慮して多少同一レッスンの繰り返しもありましたが、予想以上の快適なペースで進行することができました。参加下さった皆さまには心からお礼を申し上げます。

生まれてからの動きの習得のプロセスを段階を追って追体験する形で進行し、最後は言葉をしゃべり、立ち上がって歩くところまで到達します。次週最終回の内容は腕の動きと立って歩く動きがテーマとなります。原著のままに忠実に再現するのではなく、初心者の方にも無理なくアプローチできるよう、つながりのある導入レッスンと組み合わせて行っています。

次回のレッスン会場の西館和室は、かなり狭い会場で、せいぜい6名程度で満員になってしまいます。取りあえず定員6名ということで参加予約を受け付けることに致します。参加ご希望の方は必ず予約申込みをお願い致します。



ベイツ・メソッドをご存じですか?

眼のレッスンについて

通称ベイツ・メソッドを創始したアメリカの眼科医ウィリアム・ベイツ(William H. Bates)は、1860年ニュージャージー州ニューアーク生まれの眼科医で、ニューヨークで開業し、いっくつかの病院にも勤務しました。ベイツは眼科医としての体験の中から、眼の機能を改善する独自の方法を生み出しました。その方法を使って、大人であろうと子供であろうと、遠視、近視、乱視などは、眼鏡なしで改善できることを示したのです。しかしそのことによって、ベイツは時の眼科学会や眼鏡業界からは追放されてしまいました。

日本でも彼の著書"Better Eyesight Without Glasses"は以前『眼鏡なしでも生きられる』と題して、確か白楊社から翻訳出版されたと記憶していますが、調べてみると今は入手不可のようです。

ベイツ・メソッドに関しては他にもありますが、次のサイトが割合詳しいと思います。
http://www.seeing.org/intro/index.htm

モーシェ・フェルデンクライスはベイツ・メソッドをかなり高く評価して研究した形跡があります。フェルデンクライスが考案した眼のレッスンはかなり沢山ありますし、その後何人かの後継者たちも様々に眼のレッスンを試みています。Jack Heggieの"The Use of the Eyes in Movement"(1985)はその代表的なものです。

フェルデンクライス研究会では以前、眼のレッスンにかなり集中した時期がありました。ジャック・ヘギーのものも含めいろんな眼のレッスンを調べてプランを立てました。現在朝日カルチャーセンターで進行中の眼のレッスンはそれらの延長のつもりで、最近のアレクサンダー・ヤナイATM集も参照して行っています。

ベイツ・メソッドを受け継いだものとしては、アレクサンダー・テクニック系ですが、ピーター・グルンワルドのEYEBODYがあります。グルンワルドは日本でワークショップを開いたこともあり、彼の著書"EYEBODY"は片桐ユズル氏の翻訳で、ATAのサイトでその一部を読むことができます。
http://www.alexandertechnique.co.jp/

ベイツ・メソッドを継承したものとして最近入手した文献に、
Thomas R. Quackenbush:
RELEARNING TO SEE: Improve Your Eyesight - Naturally!
(North Atlantic Books, 1997)
があります。2段組で500ページを超える大変分厚い本ですが、解剖学から生理学・物理学的側面をはじめあらゆる角度から眼の機能を扱い、豊富なデータを引用して改善への道を示しています。読むにはかなり骨の折れる本ですが、眼に関心を持つ人にとっては"Must-Read"な文献でしょう。


平日レッスンの日程追加

8月から新たに平日の昼間のコースを設けることになりました。夜の部や土日には参加しにくいが、平日の午後なら大丈夫という方々からのご希望もありますので、毎月1回平日の午後2時間程度のコースを開くことに致します。

とりあえず第1回は、
8月12日(火)の午後「なかのZERO西館和室」
になります。時間は午後1時から5時までの間の2時間半程度になる予定です。時間は近日中に決定しますので、しばらくお待ち下さい。

なお、日程が決まるのは各月ともに、その前月上旬になりますので、決まり次第その都度メールでお知らせすることになります。平日参加ご希望の方は、是非参加可能な曜日をお知らせ下さい。できる限りご要望にそえるよう努力いたします。


レッスン日程のお知らせ(追加あり)

なかのZERO 7月--9月のレッスン日程

ハヴァ・シェラヴATMシリーズも順調に進行して7月中には何とかクリアできそうです。8月からは毎回テーマを決めて、モーシェのアレクサンダー・ヤナイの膨大なレッスン集にも挑戦するつもりです。

その後、8月24日(日)午後(和室)が追加になりました。
9月はもう1日増えるかもしれません。

月日   曜 時間 会場   第1部 / 第2部
7月8日 (火)夜間 多  18:30-21:00
7月13日(日)午後 リ 13:00-15:00/15:00-17:00
7月20日(日)午後 和 13:00-15:00/15:00-17:00
8月17日(日)午後 多 13:00-15:00/15:00-17:00
8月24日(日)午後 和 13:00-15:00/15:00-17:00
8月28日(木)夜間 多  18:30-21:00
9月15日(月)午後 多 13:00-15:00/15:00-17:00
9月25日(木)夜間 多  18:30-21:00
[多:本館B2多目的練習室・リ:本館B2リハーサル室・和:西館和室]
プロフィール

安井 武

Author:安井 武
フェルデンクライス研究会主宰
FCJ(Feldenkrais Club Japan)
演出家(劇団俳優座)
IFF 認定 Feldenkrais Practitioner

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