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第36回京都ワークショップの報告

連日の悪天候のせいで京都の初日はやや肌寒い一日でしたが、二日目は快晴に恵まれ、やや盛りの過ぎた御室の桜も陽光を受けて輝いていました。

初日19日は朝9時の「のぞみ」で京都に着き地下鉄で北大路へ、そこからタクシーで仁和寺まで、京都ワークショップでお馴染みのコースを辿って御室会館へ着きました。レッスン会場の大広間は170畳近く、まさに広々として名前の通りの大広間です。今回も40名を超える参加者を得て、二日間の合宿レッスンを楽しく行うことができました。参加して下さった方々、そして何よりも毎回心のこもった準備をして暖かく迎えて下さった出口さんには本当にお礼を申し上げなければなりません。

京都ワークショップ風景2008春

  京都ワークショップ風景 (御室会館 2008年4月20日)

今回は Chava Shelhav: A Guide to Awareness Through Movement (「ATMレッスン案内」)所収のレッスンをとりあげました。Chavaさんはモーシェ・フェルデンクライスに教えを受けた第1世代の一人で、現存のフェルデンクライス指導者の中でもミア・シーガル、ルーシー・アーロンなどと並んで国際的に著名な女性ティーチャーです。今年、京都でのFPTP(フェルデンクライス指導者養成コース)の講師として来日が予定されています。

Chavaさんの著書では18種のレッスンが取り上げられていて、人間の誕生から成長する過程、つまり動きの学習過程を再体験する形でレッスンが配列されています。東京のワークショップでは何回か取り上げたことがあるのですが、時間的にレッスンの大きな流れを体験していただくような形では行えませんでした。今回は2日間ということで、18種のうち半分ぐらいはできるかなと思っていましたが、結果としては8種のレッスンに止まりました。しかし、全体を貫いている大きな流れは感じていただけたのではないかと思っていますが、参加者の方々はいかがだったでしょうか? このレッスンのCD版を是非出してほしいというご意見もお聴きしましたので、Chavaさんの意図したところを多少なりともお伝えできたのではないかと自画自賛しているところです。

ATMのレッスン書はいくつかありますが、理論と実践がほどよく調和していて明快で分かりやすい点では本書を置いて他にはまだ知りません。できればいずれ日本語でも読めるようにしたいものだと思っています。ワークショップのために簡単なノートだけは作成していますので、その気になればさして時間はかからないと思います。勿論、その前に懸案のIllusive Obvious を仕上げなくてはなりませんが、そちらのほうは近々なんとか目処がつきそうな感じです。声のレッスン・ノートを早く上げてそちらに取りかかり、長年の責務を果たしたいと思っています。

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病といかに付き合うか  「闘病生活」改め

闘病生活などという大仰なタイトルで書いたものですから、いろんな方々にご心配をかけてしまったようで少し申し訳ないような気がしています。「闘病」などという言葉は今のわたしの実感からはかなりかけ離れているのです。この病は果たしてやっつけるべき敵なのでしょうか? わたしにはそうは考えられません。

医学は確かに病気を撲滅すべき敵としして捉え、相手を滅ぼすことに全力をあげることで発達してきました。それによって多くの生命が救われたことを認めないわけではありません。それは一面では確かに近代医学の輝かしい成果だと思います。しかし、生存を延長させることを唯一最高の使命として、臓器移植や生命維持装置が至高の手段であるかのごとき価値観を増幅させて「生きること」の尊厳を見失ってしまうのは実にむなしいことのように思われます。

確かに世の中には闘うべき病気があることは認めます。しかし今、古稀を過ぎたこの身が病に冒されていることを天から降ってきた災いとは思っていません。こういう形で来るとは少し意外でしたが、いずれにしろ来るべきものが来たというか、死ぬべくして生きている人間の宿命に改めて気づかされました。受診した病院では手術を勧められましたが、今のところその気はありません。

病を抱えたこの身体といかにつき合って生きるか、それが今のわたしの生き甲斐とでも言いましょうか。明日にも死が迫っているとなると多少は狼狽えるかもしれませんが、まだそれほど差し迫ったものではなさそうです。膝を伸ばす神経系の一部が麻痺している、その要因が腰椎部分の脊髄内腫瘍の存在なわけですが、悪性のものではなく、また完全な麻痺ではなく若干の機能は残っていますので、それを手がかりに現在の症状と上手く付き合っていくことにするつもりです。この付き合いはまだ始まったばかりです。

ご心配下さった方々にはこの場を借りて改めてお礼を申し上げます。



ATMサウンド・ライブラリーについて

アナログ・データのデジタル化

今回は多少マニアなお話になりますが、ご容赦のほどを……。

最近必要に迫られてフェルデンクライス研究会のデータを整理しています。いくつか本の執筆を計画しているからですが、テキストデータはパソコンの中に保存されているので必要に応じて取り出すことができますが、問題は今までに録りためたATMレッスンの音声データです。録りためたと言っても、それほど多いわけではなく、実際に行ったレッスンの1割以下だと思います。後で聞き返して不十分な点や改善すべき点をチェックするために始めた録音ですが、そのうち聞き返すための時間がなかなか取れなくなり、最初の5年間ぐらいで一時中断してしまいました。

その後、MDが盛んになって1枚に2時間から4時間まで録音できるようになり、さらに最近はメモリカードにデータを記録できるローランドのR-09とかズームのH4やH2などのコンパクトな24bit/96kHzのリニアーPCM/MP3レコーダーが各種出回るようになりました。これは記録メディアがSDカードですから、パソコンに取り込むのはファイル・コピーだけで済むので非常に簡単です。記録フォーマットにより異なりますが、2GBのメディアでもMP3フォーマットならば13時間以上の録音ができます。カセットテープの残量を気にしながらレッスンをする気苦労からは完全に解放されました。あまりにも気軽に録音と保存ができるので、この約2年間は殆ど全部のレッスンを音声データとして保存しています。
zoom-h2.jpg

さて、問題のカセットテープですが、たまにしか録音しなかったにもかかわらず、20年余ともなると120分のカセットテープだけでも百数十本ほどになるでしょうか。このアナログ音源をデジタルデータに変換して保存する作業に思い切って手をつけることにしました。作業そのものは単純で、カセットプレーヤーで再生して、安物のオーディオボードを介してパソコンに取り込むだけのことです。しかし、リアルタイムでしか処理できないので、変換には録音時間と同じだけかかります。その時間は大抵ほかの仕事をしたり、時にはタイマーをセットして寝てしまったりしていますが、時々じっくり聞いていると、初期の自分のレッスンにも、意外にいい面を発見したり、少し赤面してしまうような個所があったりとか、タイムマシーンに乗り込んだような体験をします。

一日にカセット1本(2時間分)を処理したとして、単純計算で150日かかることになります。150日といえば毎日やって5ヶ月です! こればかっかりやってるわけにはいきませんから、半年から1年後に完成ですかねえ。う~ん、随分先の長い話です。しかし、どうしても保存しておくべきものは全体の半分程度だと思いますので、多分実際の作業もその半分程度に収まるのではないかと楽観しています。

参考までに私の作業環境を記しておきます。
パソコン本体 MacMini
オーディオボード EDIROL UA-3FX
ソフトウェア Sound It! 5.0 (UA-3FX のバンドル版)
レコーダー ZOOM H2
[注記]Sound It! は非常に動作が重くメモリ食いなので、他のPDS/Freeソフトを利用したほうがいいでしょう。いろいろありますが、Amadeus Pro や Audacity がお薦めです。

5月の講習会日程が決まりました

桜の季節もそろそろ終わり、
新緑の芽生えもみずみずしい今日この頃、
フェルデンクライスで身も心も
リフレッシュしようではありませんか。

取りあえず、5月までの日程をお知らせします。
6月以降のスケジュールは5月上旬発表の予定です。

【4月の日程】
4月1日  火 夜間 多 18:30-21:00(終わりました)
4月7日  月 夜間 多 18:30-21:00
4月12日  土 午後 リ 13:00-15:00/15:00-17:00
4月27日  日 午後 リ 13:00-15:00/15:00-17:00

【5月の日程】
5月4日  日 午後 多 13:00-15:00/15:00-17:00
5月11日  日 午後 リ 13:00-15:00/15:00-17:00
5月16日  金 夜間 リ 18:30-21:00
5月30日  金 夜間 リ 18:30-21:00

【会場】なかのZERO(本館B2)
      多=多目的練習室
      リ=リハーサル室

詳しくはFCJサイトの講習会案内をご覧下さい。
参加お申し込みはこのブログのメールフォームからどうぞ。

我が料理談義

いつも固い話ばかりで肩が凝るらしいので、たまには軟らかく煮込んだ話もいいかなと思いまして、今日は食べ物のことでも・・・。どうも、台所に立ったりするようには見えないらしく、料理の話などすると驚かれますが、ある種の偏見ですね。

20代前半で単身東京へ出てきてから半世紀近くたちますから、こう見えても料理体験は普通の男にしてはかなり経験豊かなほうではないかと自負しています。若いときは主に経済的な理由から自炊しなければならなかったから、やむを得ずそうなったということがあります。ただ、料理は自分で工夫する余地がいろいろあって、その結果は出来上がったものを味わってみるとすぐに分かる点が面白いので、やり出すとハマってしまいます。

とはいえ、手早く・簡単に・安上がりがモットーで、やたら時間をかけて手の込んだものをつくったりは殆どしません。ありふれているとは思いますが、各種のカレーやシチュー、そして水炊きあたりが定番で、考えてみるとあまり自慢できるようなメニューではありません。

ただ歴史が長いだけに、お手軽編から多少手の込んだのまで、時と場合、暇とやる気に応じて適当にレシピを使い分けています。鍋物が多くなるのは、圧力鍋で時間とエネルギーが節約できることが第一の理由ですかね。

最近、毒入り騒ぎのせいで、餃子作りにも挑戦してみましたが、これがまた意外に簡単で美味くできたので、これからいろんな餡を試してみたくなりました。インターネットで調べてみますと、我が家の餃子というようなページがあって実に多くの投稿がありましたが、千差万別・創意工夫を凝らしたものが多数あり、料理は芸術だと改めて思います。

(この項たぶんつづきます)

プロフィール

安井 武

Author:安井 武
フェルデンクライス研究会主宰
FCJ(Feldenkrais Club Japan)
演出家(劇団俳優座)
IFF 認定 Feldenkrais Practitioner

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